【現場レポート】受け継がれる技と素材──和風伝統構法で建てる家

現在、現場では外部・内部ともに順調に工事が進んでおります。
本日は、軒裏の造作や内部天井の施工状況をご紹介します。

■ 深い軒を支える“架構の美しさ”

写真のとおり、今回の住まいの特徴のひとつでもある 深い軒先（約90cm） の造作が進み、軒裏の下地が見えてきました。
登り梁や垂木が整然と並ぶ姿は、仕上げ前の今だからこそ感じられる“構造の美しさ”です。

■ 外部は防水・下地工程へ

外壁まわりは、透湿防水シート・耐力面材の施工が進み、雨仕舞いの性能を高める重要な工程に入っています。
仮設のブルーシートでしっかり養生しながら、細かな納まりも丁寧に進めています。

■ 内部は天井の化粧梁が姿を現す

室内では、和の趣を取り込んだ 化粧梁の天井 の施工が進んでおり、木目の美しさが空間全体の印象を引き上げています。
これから天井板や造作材が入ってくると、さらに“和モダン”の世界観が際立ってきます。

■ 外観も徐々に形に

足場越しではありますが、屋根や外壁下地が整い、建物全体のシルエットがはっきりと見えてきました。
切妻屋根と深い軒のバランスが良く、完成がますます楽しみな佇まいになってきています。

今回も職人さんたちが手際よく、そして丁寧に作業を進めてくれています。
今後も引き続き、進行状況を随時お知らせしていきますので、ぜひご覧ください。